休ませていただきます 知っておきたい休日日数の考え方

知っておきたい休日日数の考え方

有給休暇は消化する権利がありますが、周りの同僚が消化せずに遠慮しているので、自分も使えないという看護師の声は少なくありません。
身体に負担をかけず、余裕をもって働くためには休日日数がポイントになります。
完全週休2日制を導入している職場であれば、毎週2日間の休日を取れます。
一方で、週休2日制の場合は、2日休める週もあれば、1日しか休めない週もあるのです。
休日日数を考えるうえでは、実質的な身体への負担が重要です。
例えば休日日数は多くても、夜勤入りが多い職場は疲れるという人が少なくありません。
それならば休日日数が少なくても、夜勤のない職場のほうがいいという人は多いです。
休日日数が多ければ楽と認識する人が目立ちますが、実際の勤務スタイルを想定して、実質的な負担をイメージしてみる必要があります。
また有給休暇の消化率も大切なポイントで、これは高ければ高いほどよいです。
気軽に有給休暇を取れる職場を選ぶのが得策でしょう。
正規雇用として勤務する看護師の場合、年間の休日日数の交渉が難しい現実があります。
同僚よりも休日日数を多くもらったり、自分だけ有給休暇を取るといった行為に抵抗を覚える人は少なくありません。
そのため最初から休日日数を多く設定している職場に就職するのが得策です。
休日日数が130日くらいあれば、かなり休日の多い職場になります。
残業が少なくて夜勤のないクリニックなども選択肢にいれてみてもいいかもしれません。